Dr. Cr. 借方貸方《ゼロから学ぶ英文国際会計実務セミナー資料解説 RI-Studies》
貸借対照表には資産・負債・資本(または純資産)、損益計算書には収益・費用損失が区分表示されますが、どのような手順で財務諸表は作られるのでしょうか。
企業会計では企業活動から生じるすべての取引を、資産・負債・資本・収益・費用損失の5要素に分解して、貸借平均の原理に基づく複式簿記のルールで、記録・計算していきます。
複式簿記で継続して取引を記録することで、業績と財政状態が常に把握できるようになっています。取引記録の具体的な方法が「仕訳」です。
Dr. Cr. デビ・クレ 借方貸方
仕訳は、左右が同一額になるように取引を記録するもので、左側には、資産の増加・費用損失の発生・負債の減少・収益の減少になる項目が記入され、右側には、負債の増加・資本の増加・収益の発生・資産の減少・費用損失の減少になる項目が記入されます。
左側を「借方」英語ではdebit, 右側を「貸方」英語ではcreditといいます。
左側に記入される、資産の増加とは例えば、銀行の口座に入金があったときなど、費用損失の発生とは例えば、売上原価や給与その他の販売費および一般管理費、また支払利息の発生など多岐にわたります。負債の減少はたとえば買掛金を支払ったとき、借入金を返済したときなど、収益の減少はたとえば売上返品を受けたときなどです。
右側に記入される、負債の増加とは金融機関から融資を受けたときなど、資本の増加は増資したときなど、収益の発生は商品を売り上げたとき、サービスを提供したときなど、資産の減少は現金支払したとき、銀行口座から振込みをしたときなど、費用損失の減少はたとえば出張のために予約してあった飛行機をキャンセルしたときなどです。
グローバル経理の現場では
経理の現場では「貸借(借方と貸方)が合わない」と焦ることがありますが、グローバル経理の現場(特に外資系企業の日本法人の経理)でもデビット・クレジットを省略して「デビクレ」と言い「デビクレが合わない」と慌てたり「デビクレが合った」と喜んだりします。
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