英文会計の前受収益《ゼロから学ぶ英文国際会計実務セミナー資料解説 RI-Studies》
適正な期間損益を把握するために、取引の価額を期末(月末など)に収益・費用と資産・負債に振り分けます。ここでは前受収益 Unearned revenue の仕訳例を見てみましょう。
上の表中、取引2が前受収益 Unearned revenue の仕訳例です。
英文会計で前受収益 Unearned revenue の仕訳
取引2: 売上計上した1年間の保守契約60,000円(月額5,000円)のうち 11か月分は来月以降の売上になる。
《日本語の仕訳》(借方)売上 55,000 (貸方)前受収益 55,000
《英語の仕訳》 Dr. Sales 55,000 Cr. Unearned revenue 55,000
今月の売上に相当するのは1か月分ですので1年分全部を今月の売上にしてしまっては適正な損益測定になりません。そこで今月1か月分だけが売上として計上されるよう、残りの11か月分を「前受収益」という負債勘定にしておいて、翌月以降11ヶ月の各月に1か月分の売上を計上していきます。1ヶ月5,000円なので、11ヶ月分は55,000円になります。
グローバル経理の現場では
日本の経理と同じように、前払費用・前受収益・未払費用・未収収益などの経過勘定は、最初にPL科目で計上するかBS科目で計上するかで期末(月末)の処理も変わってきます。一度適正にBS科目(資産や負債)に振り替えた後は毎月それを収益・費用に振り替え直す処理をしていきます。
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